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断乳の方法とアドバイス

おっぱいをやめる時期はいつかやってきます。
各ご家庭によって、いろんなきっかけや理由があり、おっぱいをあげることをやめるという決断をするかと思います。
少しでも断乳がスムーズにいくように、断乳の方法などについて、私なりにまとめてみたいと思います。(ここに書いてあることが、全てのママに当てはまるというわけではありません)


★断乳しようと決めたとき

おっぱいをあげるのをやめても、母乳生産はすぐにストップするわけではありません。
乳管に残ったおっぱいをそのままにしておくと、次の子の授乳のときのトラブルの原因になる可能性や、しこりとしてのこり、長い年月の間に変成を起こしてしまい悪性化することもあるそうです。
なので、母乳外来、桶谷式マッサージなどの、母乳マッサージを受けて、残った母乳をきれいに出してもらうことをおすすめします。
そのため、母乳外来などに相談するのがよいと思います。マッサージする日取り、おっぱいの状態などのチェック、いろいろなことを相談します。


★スケジュール(これは一例です)

(一週間前程度)断乳の言い聞かせ

(前日)ここらあたりで、ママの「切なさ」ピークかも。自分のおっぱいを飲んでいる我が子の姿をみて、涙したり…。でも、がんばりましょう。ママと子ども、一緒に成長です。

(12月1日)断乳当日。子どもは泣き叫んでおっぱいをほしがるかも。根負けしそうになるけれど、がんばろう。いっぱい遊んで!今日明日は、お風呂につからずにシャワーでがまん。

(12月2日)二日目 この日の夜が一番つらい。おっぱいが張って、痛みで眠れないなんてことも。
対処方法①保冷剤などで、優しく冷やす ②少しだけ絞る(1日1、2回程度) ※熱が出たりすれば連絡をいれる。

(12月3日)第一回目マッサージ。すっきりするまで絞ってもらいます。一気に楽になります!個人差があるけれど、分泌は少し落ち着いてきます。この日以降は、ほとんど乳房は張ってこない場合が多いです。

(12月10日)第二回目マッサージ。すっきりするまで絞ってもらいます。 

(12月31日)第三回目マッサージ。

その後、数週間後に、自分でおっぱいをさわってみて、しこりがないか確認。仕上げ絞りを自分で。(まだ黄色いどろっとした母乳がでてくることが多い)


★その他のアドバイス

(1)断乳の日を決める
・なるべく気候のよいとき
夏は、汗をかき、ママも子どもも水分不足になりやすく、また気温も高く体力を消耗しがち。
断乳時に子どもが泣いて水分を受け付けなかった時や、必要以上に母乳分泌しないために、あまり水分をとりすぎてはいけないママのことも考え、避けた方がいいかもしれません。
また、冬も病気が流行やすいので、断乳日を一週間前に決めても、風邪を引いてだめになる…なんてことも。断乳の最中に風邪を引いても大変ですよね。なので、冬も、できれば避けた方がよいかも。
なので、春、秋が無難ですかね…。
でも、私は二人目は冬に行いましたが、大丈夫でした!

・パパがお休みの日
桶谷式などの母乳外来で断乳相談をすると、だいたい断乳開始3日目に、マッサージを受けてたまった母乳を出してもらうと思います。(もちろんいろんなケースがあるとおもいますが)
で、一番つらいのが、断乳開始2日目、3日の朝。ようするに1回目マッサージを受けるまでがしんどい!
母乳生産量がまだまだ多いママは、本当につらいと思います。
おっぱいはぱんぱんに腫れあがります。
いたくて、腕も上がらず、気分もすぐれず、だっこもできない…なんてことも。
この2日目、3日の朝に、パパがお休みをとれる日に断乳開始日を設定するというのもよいかと思います。

・生理予定日はなるべくさけて
生理が始まっているママは、生理予定日も考えて断乳日を決定するとよいかも。
生理と断乳とがダブルでくると、かなりつらいと思います。


(2)断乳の子どもへの伝え方

・次男は3歳だったので、言葉も十分にわかっている年齢。なので、突然「おっぱいを取り上げる」よりも、ちゃんと口で伝えて、少しずつ「ああ、もうすぐおっぱいはさよならなんだな」と理解してくれるようにつとめました。そのおかげか、断乳初日から、いつも口癖のように言っていた「おっぱいちょっとのませてー」という台詞は、まったく出てこなくなりました。
なので、数日程度まえから、カレンダーなどを見せて、「今日はここね-。この日になったら、おっぱいさよならだからね」と伝えるとよいかなぁと思っています。


(3)断乳開始まで気をつけること
・あまり疲れない
断乳時に、乳腺炎の症状が出ないよう、特別疲れるような作業を、断乳開始前にしないほうがよいと思います。
断乳時は、夜に子どもが泣き叫んだりして、何度も何度も起きなくてはいけないと思います。その体力を温存するためにも、できるだけ体を休めておいて。

・ママの食事内容
あまり脂っこい食事ばかりをとっていると、乳房内で悪さしてしまうような気が…。脂肪分が、乳管内で塊になってもらっては困りますものね。

・必要な家事を済ませておく
断乳時、しんどくてとても外へ出られない、家事もできないというママもいます。
食材、ぐずったときの子どものお菓子などを、少し多めに買い込んでおくと便利かも。
また、作り置きできる食事(カレー、煮物など)を前日に作っておくと便利。
期日の迫った銀行への振り込みなども済ませておきましょう。


(4)断乳時、あったら便利
・あたらしいおもちゃ、本
断乳時は、(疲れて、夜コテンと寝てもらいたいのもあるし)、外でおもいっきり遊ぶというのが一番よいとは思うのですが、それでも、それができない場合も多いです。
雨だったり…、夜にぐずぐずしたり…、遊んでくれるはずのダンナが仕事だったり…、ママのおっぱいが痛すぎて外出なんてできないわ…などなど。
ここはおもちゃ、奮発しちゃいましょ!親子で遊べるものならなお楽しい!
なるべく、室内で一カ所で遊べるものがいいかも。(粘土遊び、塗り絵、パズルなどなど)
目新しい遊び、たとえば大きな模造紙いっぱいに絵を描く、いっしょに小麦粉でめちゃくちゃに遊ぶ、などもたのしいかも。

・ストロー付きマグなど
夜中、泣きながら起きてきたときなど、気を紛らわすためにも、お茶をすぐ飲めるようにしておくといいかも。

(5)産後の生理再開(なおっぺの生理再開の例)
母乳育児中まだ生理がこなかったママも、断乳後1,2ヶ月で生理が再開するママが多いようです。
もし、それでもこないようならば、一度産婦人科へ行ってみるのがよいかと思います。

■関連本


ラクラク卒乳! BOOK―いつやめる? どうやめる? (主婦の友生活シリーズ)


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