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乳腺炎の症状:母乳の症状

乳腺炎の症状について

(1)母乳の出が悪くなる

おっぱいが痛くなり始めた頃から、出が悪くなります。

私の場合、搾乳したときに良くわかります。「あ、なんかおっぱいが痛いかも」と思って、乳輪部分を圧迫して、搾乳してみると、いままで5,6本はピューピューと母乳が出てきていたはずが、1本だけ…しかもちょろっとにじむ程度…ということが良くありました。

おっぱいに『しこり』ができはじめた頃、それはすごく顕著に。赤ちゃんがおっぱいをくちゅくちゅとしても、全然「ごくごく」と飲む様子がなくなります。

右のおっぱいだけが詰まってしまっている場合、左のおっぱいを飲ませていると、右のおっぱいもどんどん張ってきてしまい(でも出口がない!)、大変なことになってしまう場合があります。

そうなる前に、マッサージを受けたりして、母乳の詰まりを取りましょう。
乳腺炎の症状が治まっても、しばらくは出が悪いことが多いようです。


(2)母乳の質が変わる

乳腺炎になっている期間中、母乳の質も変わります。
母乳は普段は「青みがかった白色で、さらっとしている」のですが、乳腺炎を起こしてしまった場合、「黄色くてドロっとした」母乳が出てきます。
普通は、母乳は乳首からポタポタと落ちてしまうものですが、この黄色い母乳は粘りけが強いので、まるで葉っぱについた雨粒ように、まん丸く乳首の上に留まっていることもあります。

助産婦さんに相談したところ、この母乳も赤ちゃんに飲ませても大丈夫とのことでしたが、余り飲ませたくないなぁというママは、早めにおっぱいマッサージへ行って、この黄色い母乳を出し切ってしまうことをオススメします。
ちなみにこの黄色いドロっとした母乳は、苦くてまずいです。赤ちゃんは敏感にそれを察知して飲んでくれなくなることがあります。
「あれ? なんか急に赤ちゃんが母乳を嫌がるようになった?」と感じたら、もしかしたら要注意かもしれません。


(3)白斑(はくはん)が出来る

白いニキビのようなものが、乳頭の先にできることがあります。乳腺炎の症状として有名な白斑(はくはん)です。脂質の塊のようなものです。
これが母乳の出口を塞いでしまい、しこりを作ってしまいます。
また、この白斑自体は小さいものなのですが、触るとかなり痛いです。
白斑が取れると、母乳が出て、しこりがすぅーっと小さくなることがあります。

でも、爪や針なんかで、無理には白斑を取らないでね。そこに傷がつき、ばい菌が入ってしまうと、大変なことになってしまうこともあります。

白斑が出来ている、ということは、乳房のなかの乳腺に、たくさん「脂質の塊」がある可能性があります。これも、やはりおっぱいマッサージに行ったほうが良いと思います。なかなか自分では治せないんですよねぇ。

この白斑は、なかなか治らないことが多いです。
わたしは1ヶ月程度かかりました。一度出来ると、(はじめの乳腺炎で乳房の奥に固まり予備軍がたくさん出来てしまっているため)何度もなるかたも多いと思います。
根気よく直さないといけませんね。


上記のような症状は、実は赤ちゃんがいち早く気づいたりします。
「あれ? 赤ちゃんがなかなか母乳を飲まなくなったような気がする」と思ったら、少し気をつけて母乳の状態を観察してみてください。
また、乳腺炎になってしまったため、母乳の状態が悪くなってしまうと、なかなか元に戻らないこともあります。きっとママは「どうなるのかしら」とやきもきされるかもしれませんが、できるだけ心を落ち着けて、まずは乳腺炎を治すことを心がけましょう。


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